ODBC
ODBC データベースの設定を指定します。設定内容には、ユーザーアクセスデータ、ドライバー設定、およびフォント定義が含まれます。
ユーザー名
データベースにアクセスするためのユーザー名を入力します。
必須パスワード
承認されていないユーザーがデータベースにアクセスできないようにします。 セッションごとに 1 回だけパスワードを入力する必要があります。
ドライバー設定
必要ならば、このテキストボックスでドライバーの追加設定が入力できます。
文字セット
LibreOffice 内のデータベースを表示するときに使用するコード変換を選択します。これはデータベースそのものには影響しません。ご使用のオペレーティングシステムで標準の文字セットを使用するには、「システム」を選択します。テキストデータベースと dBASE データベースでは、文字セットが、固定文字長の文字セットに制限されています。固定文字長の文字セットでは、符号化された各文字が同じバイト数です。
全般
生成値の回復
現在の ODBC および JDBC データソースにおいて、LibreOffice による自動増加 (オートインクリメント) データフィールドのサポートを有効にします。 SDBCX レイヤーでの自動増加機能をサポートしていないデータベースの場合、このチェックボックスをオンにします。一般に、自動増加機能は、プライマリキーのフィールドで選択されます。
オートインクリメント命令文
データソースに指定した整数データフィールドの自動増加に必要となる、SQL コマンド指示子を入力します。たとえば、データフィールド作成用の SQL ステートメントとしては、通常下記のものが用いられます。
CREATE TABLE "table1" ("id" INTEGER)
MySQL データベースの「id」データフィールドを自動増加させるには、このステートメントを下記のように変更します。
CREATE TABLE "table1" ("id" INTEGER AUTO_INCREMENT)
つまりこの場合は、ボックス オートインクリメント命令文 に AUTO_INCREMENT と入力します。
生成値のクエリー
プライマリキーのデータフィールドで自動増加された最終値を返す SQL ステートメントを入力します。これはたとえば下記のようになります。
SELECT LAST_INSERT_D();
SQL92 命名制限に従う
SQL92 の命名規則に準じた名前のみをデータソースに許可するようにします。この規則で許可されない文字はすべて拒否されます。名前の先頭の 1 文字は、大文字か小文字のアルファベット、あるいはアンダースコア ( _ ) とする必要があります。それ以降の文字には、ASCII 文字、アンダースコア、数字が使用できます。
データベースのカタログの活用
カタログの現在のデータソースを使用します。このオプションは、ODBC データソースがデータベースサーバーの場合に役立ちます。ODBC データソースが dBASE ドライバーの場合は、このチェックボックスをオフのままにしてください。